授業レポート

若葉
若葉

起農みらい塾レポート No.09
最後の授業は「活動報告会」、保護者の前で発表しました。

日時:2023年11月18日(土)10:30~16:30
会場:イノーベーション・ハブ・ひろしまCamps

子どもたちの成長と未来を感じる、感動的な発表。

子どもたちの成長と未来を感じる、感動的な発表。発表会は1チームごとに、これまでの学びをふりかえるグループ発表、将来の夢について話す個人発表の2本立てです。発表会は1チームごとに、これまでの学びをふりかえるグループ発表、将来の夢について話す個人発表の2本立てです。

「今日は最後の授業です。みんなで感動的な発表会にしたいですね」
大野先生は、プレゼンの心がまえをあらためて確認しました。
「聞く人の心を動かすことが目的です。そのために、相手をしっかり見て、笑顔で大きな声を出してしゃべりましょう!」
発表会は1チームごとに、これまでの学びをふりかえるグループ発表、将来の夢について話す個人発表の2本立てです。普段の授業とは違い、教室の後方では保護者が見守っています。

トップバッターのBチーム「あそりし丼」のグループ発表から始まりました。楽しいメンバーとの学習や販売活動で完売したことなど、チームでの頑張りを時折ダジャレを交えて発表していました。広島和牛の魅力を友達に伝えて知名度をアップしたいと、塾での学びを活かす言葉も聞かれました。また、もっと積極的に聞いて理解を深めたかったと、前向きな姿勢も感じられました。

3期生へのメッセージ:

「愉快な仲間たちといっしょに学べるよ。積極的に発表すると自信がつきます。大変なこともあるけど、前を向いて歩き続けて、笑顔で最後まで頑張ってください」

続いて個人発表です。『ジブンの仕事物語』というテーマで将来の夢を語ります。25歳になったときに、どんな仕事をして、何を一生懸命頑張っているのか、未来のストーリーの発表です。
「学校の先生になりたい。その後は校長先生をめざしたい」
「ゲームプログラマーに挑戦したい。そのために理科と算数を頑張っています」

〈保護者の声〉

「グループ発表は限られた時間内に上手くまとまっていました。次に活かすことを盛り込んで、前向きでいいなと思いました」
「私も子どもに負けずに、いろんなことにチャレンジしたいと思いました」


次はDチーム「P.R」のグループ発表です。稲刈りや商品の原価率・収益率の計算など苦戦したことの他、協力する力、発表する力が身についた成長を感じさせる内容でした。学びを通じて、買い物するときに値段の安さだけで選ばず、モノの価値を考えて買いたいと話す塾生もいました。発表の中で地産地消の意味を説明し、地元の商品を買いましょうとの呼びかけもありました。

3期生へのメッセージ:

「新しい友達をつくる機会があります。自分から話しかけましょう。自分の役割を果たすと、トラブルが起きにくくなります。私たちよりも売り上げを伸ばしてください」

個人発表は将来の夢です。
「イラストレーターになりたい。今は絵の練習を頑張っています」
「バスケットボールの日本代表選手に。世界でも活躍したい」
「東京で一流シェフになりたい。そのためにお母さんの料理を手伝っています。50歳までに芸能人に食べてもらう夢を実現します」

〈保護者の声〉

「学校の授業参観に行けず、子どもの発表する姿を見る機会がなかったので、この場を用意していただき感謝しています。学んだことを自分の言葉で伝えていたので、とてもよかったです」
「夢に向かって、これから大変なことがあると思いますが、一歩ずつ実現するために頑張ってください」

子どもたちに伝えたい、さいねい龍二さんが考える農業と自身の夢。

子どもたちに伝えたい、さいねい龍二さんが考える農業と自身の夢。午後は、さいねい龍二さんのミニ講演午後は、さいねい龍二さんのミニ講演

午後は、さいねい龍二さんのミニ講演で幕を開けました。タレント活動をしながら広島県世羅町で農業をやっています。農作業中のさいねいさんのイケてる姿がスクリーンに映し出され、畑に張っているイノシシやシカ避けの防護ネットに話題が移りました。
塾生から、ネットの高さについて質問がありました。
「約2m20cmです。昔は1m80cmほどでした。シカの身体能力が上がって飛び越えて来るので、より高くしないといけない。その繰り返しです」
「イノシシは濡れた鼻で匂いや感触を探る習性があって、電気柵があれば感電するので入って来ませんでした。でも、学習してお尻の方から入ってくるようになってきました」
さいねいさんの興味深い話に子どもたちは釘づけです。
その昔、地球の平和を守っていたヒーロー戦隊のさいねいさんは、今、みんなの食を守ることに力を入れています。

10月に開催された食のイベントに『さいねいレストラン』を出店し、野菜や規格外を使った加工品を販売した話の流れの中で、6次産業に関してさいねいさんが問いかけました。
「なぜ、6なんだろう?」
塾生が2×3と答えたのを受けて、さいねいさんが続けました。
「正解は1×2×3です」
1次は農林水産業、2次は工業・製造業、3次は販売・サービス業のこと。
「計算上、2×3でも正しいよね。1がなくても6になる。でも、1次がないと元々のモノがありません、加工や販売ができない。だから、僕は足し算の方がいいと思っています」
“1+2+3=6”。さいねいさんは、必要不可欠な1の存在を熱く語っていました。
講演も終わりに差し掛かり、さいねいさんの突然の発表です。
「僕も自分の夢を書いてきました!」
インドネシアで農場経営に挑戦し、さらに、農業コンサルタントにステップアップしたいという夢でした。インドネシアを選んだのは、経済成長が見込まれて、そんな活気のあるところに身を置きたいとのことで、日本のバブル時代の空気感を経験したいという理由からでした。

学校や日々のくらしに活きている、普段できない経験からの学び。

Cチーム「TYTE(タイト)」の発表Cチーム「TYTE(タイト)」

発表会再開、Cチーム「TYTE(タイト)」からです。頑張ったことは販売活動の準備、当日の声出し、売り切ったことへの喜びが伝わるものでした。お弁当の準備が忙しくて大変だったという声もありました。
食や農業にふれたことで親への感謝を口にした子ども、広島の食を有名にしたいと地元愛が芽生えた子ども、それが個々の成長です。チームオリジナルのクイズ大会は、販売商品に使った米や肉のブランド名など、勉強したことがテーマでした。

3期生へのメッセージ:

「お弁当は美味しかったよ。大変なこともあるけど頑張ってね」

夢についてしっかり考えた個人発表でした。
「プロ野球選手になりたい。気迫あるプレーを見せるとファンに喜んでもらえるので、活躍できるように練習を頑張りたい。将来はメジャーに行きたい」
「ガラパゴス諸島で生物を観察しながら、環境問題を解決する仕事に就きたい。将来的には博士号を取りたいです」
「イラストレーターになりたい。そのために絵をたくさん描いて画力をアップしたい」

〈保護者の声〉

「自分の夢、今の“好き”という気持ちを大事にしてほしいです」
「今日で授業は終わりですが、学んだことをこれから活かしてほしいです」

Eチーム「思考力・ジブントレカ天才チーム」のグループ発表

次はEチーム「思考力・ジブントレカ天才チーム」のグループ発表です。
農業の苦労を知ったこと販売体験での接客の楽しさなど、印象に残ったことを話していました。塾での経験を活かして、家族にプレゼンテーションをしたい、文化祭で接客のスキルを発揮したいなど塾生のこれからが楽しみになる発表でした。

3期生へのメッセージ:

「稲刈りが特に楽しくて、普段できない体験でいい汗をかいて達成感がありました。頑張ってください」

個人発表が続きました。
「世界で有名な建築士になりたい」
「みんなに愛される漫画家になりたい」
「千葉県の鴨川シーワールドでシャチのトレーナーに挑戦したい」
「夢は都内でイラストレーターになること。絵を通じてみんなの憩いの場を開く夢を実現したい」

〈保護者の声〉

「なりたい職業は前から聞いていたんですが、塾に入ってからより具体的なプランを立てているのがよかったです」


ラストはAチーム「未来へ笑顔を届ける!チャレンジチーム」のグループ発表です。
頑張ったことは、お米の収穫や和牛弁当の販売準備。グループワークでそれぞれ意見が違ったときに1つにまとめるのが難しかったようです。お米づくりや畜産などの苦労をあらためて知ったこと、プレゼン能力がついたことで学校でも発表がしやすくなったという声もありました。

3期生へのメッセージ:

「私たち2期生の売上げを超えてね!みんなで協力しながら取り組むことが大切です。友達を作って楽しく学んでください」

締めくくりは個人発表です。
「世界で活躍するプロのピアニストになりたい」
「医者になって命を救いたい、守りたい」
「イベントを仕切るプロモーターになりたい。大きな秋祭りの企画をやってみたい」

〈保護者の声〉

「なりたい職業を聞いたことがなかったので、突然でびっくりしました」
「毎回授業でプレゼンの機会があったおかけで、みんなの前で発表できるようになったのが、本人もうれしかったようです」

塾は最終回でも本当のスタートはここから。
夢を叶えるため、子どもたちの挑戦は始まったばかり。

みんなの個人発表を聞いた、さいねいさんからのメッセージです。
「夢に向かって、今何をすべきか理解しているのが素晴らしいです。夢は叶います。叶う人とそうでない人は何が違うのか、叶わなかった人は、夢をあきらめただけなんです。夢を大事にし続けてください。人生の途中で、夢が変わってもいいんです。そのときの夢を実現させてください。みなさんの未来を楽しみにしています」

「自分の未来に乾杯!」大野先生の掛け声で交流会が始まりました。

大野先生の掛け声で交流会が始まりました。
飲み物とスイーツを手にし、仲間とふれあう楽しい時間になりました。

大野先生から塾生に贈る言葉です。
「今は違う小学校に通っていても、この先、進学してどこかで会えると思います。塾生としては一旦終わりですが、ここからが本当のスタートです!」
「起業すること、夢をもつことの素晴らしさ、自分の殻を破って個性剥き出しにしてもいい、大野先生のような大人になってもいい、何かしら想いが伝わっていればうれしいです」
豊永先生からのメッセージです。
「5ヶ月間お疲れさまでした。僕も自分の将来について考えています。みなさんの希望あふれる発表を聞いていて、僕自身頑張らないとなと思いました」

飲み物とスイーツを手にし、仲間とふれあう楽しい時間飲み物とスイーツを手にし、仲間とふれあう楽しい時間

JAバンク広島の田村先生からのメッセージです。
「第1回目の授業のとき、食の大切さやお金の役割と価値を考えてもらいました。そこからさまざまな体験を通じて、未来のために社会に役立つ行動を積極的に起こせる力をもつ人になってほしいと願っていました。夢に向かって歩むとき、つまずいたときも、起農みらい塾のことを思い返してください。仲間といっしょに学んだことを忘れないでください。修了おめでとうございました」
そして、待ちに待った給料、販売活動で得た利益1,400円がみんなに手渡されました。

大野先生の掛け声を合図に、第2期生最後の決めポーズ。
「起農みらい塾で、頑張った自分にピース!」

待ちに待った給料、販売活動で得た利益1,400円がみんなに手渡されました起農みらい塾で、頑張った自分にピース!
ページトップ